こんにちは、らじおです。

 

今回は「ひとり時間」と、そこに欠かせない音楽の話を少しだけ。

 

仕事に追われていると、気づかないうちに心の余白が削られていきます。

40代後半ともなると「働き盛りですね!」なんて言葉を投げかけられる一方で、

体の方はなかなか正直です。

 

朝起きて思うんです。

「あれ……昨日の疲れ、まだいるな?」と。

しかも、なぜか居座るんですよね。

頼んでもいないのに、翌日までしっかり宿泊していくタイプの疲れです。

気合いで何とかなっていた20代の自分よ。

あれは一体なんだったんでしょう……(笑)

 

だからこそ最近は、意識して「ひとり時間」を作るようにしています。

5分でも10分でもいい。

むしろ

「これは義務。サボったら罰則」

くらいの気持ちで生活に組み込むのがコツです。

大人になると、休むことにも意志が必要なんですよね。

ちょっと面倒くさいけど、そこがまた人間っぽくて嫌いじゃありません。

 

そして、私のひとり時間にはだいたい音楽があります。

中でも、Radioheadのアルバム『The Bends』は、もはや「好き」という言葉では足りない存在です。

1995年の作品なので、もう30年近い付き合いになります。

ここまで長くそばにいると、もはや友達というより古い同級生みたいな感じです。

久しぶりに会っても「おう、元気?」で普通に会話が始まるタイプ。

昔はCDを棚から取り出して、プレイヤーに入れて、再生ボタンを押して……

そのひと手間が「よし、聴くぞ」という小さな儀式になっていました。

 

今はYouTube Musicで一瞬。

便利。

ものすごく便利。

 

でも、あのちょっとした準備の時間が、実は好きだったんだなあと気づいたりします。

文明の進化に感謝しつつ、ほんの少しだけ寂しい。

そんな気持ちを抱える、典型的な中年です(笑)

 

それでも、どんな形で聴いても、

このアルバムを流すと心がふっと落ち着く。

自分にとっては、帰る場所みたいな音楽です。

きっとみなさんにも、そういう一枚や一冊、あるいは一本の映画があるんじゃないでしょうか。

 

「そういえば最近触れてないな」

 

そんなものがあったら、ぜひ引っ張り出してみてください。

たぶん思っているより静かに、でも確実に、心をほぐしてくれると思います。

 

以前、ふと自分に問いかけたことがあります。

「なんで自分は、いつまでも同じアルバムを聴いているんだろう?」

 

音楽は人を過去に連れ戻す、とよく言いますよね。

でも、ただの懐古とは少し違う気がしています。

もしかしたら、過去・現在・未来って

一本の線じゃなくて、横に並んでいるのかもしれない。

 

昔の音楽を聴くとき、

若い頃の自分に会いに行っているのではなくて、

今の自分が、あの頃の自分の隣に座りに行っている

そんな感覚。

 

あの頃の自由とか、根拠のない希望とか、

ちょっとした無敵感とか。

それを、今の自分が

「少し分けてもらっていい?」

と受け取りに行っているのかもしれません。

 

……なんてことを、湯船の中でわりと真剣に考えています。

お風呂の中って、たまに哲学者になるんですよね。

自分に浸ってるとも言いますけど・・・(笑)

 

でも、こういう時間があると、思うんです。

40代後半って、

そんなに悪くない年代かもしれないな、と。

ABOUT ME
らじお
40代半ば、一人娘の父です。 メンタル心理カウンセラー資格所持。 就職氷河期のあと、約10年ほど海外を放浪。 その頃から読み始めた自己啓発本は1000冊以上になりました。 二十数年続く自分探しの旅、今日ものんびり進行中です。