40代父さんの洋楽コーナーにお越し頂きありがとうございます。
これも何かのご縁、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
スティーヴィー・ワンダー「インナーヴィジョンズ」
みなさん、自分に酔う瞬間ってありませんか?
そんなときって気分があがりますよね。
(あまり他人に見られたくはないですが、、、笑)
わたしは大人な音楽を聴いてるときに、よく自己陶酔してます。
そんなマイ大人音楽コレクションのひとつに、
スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wander)の「インナーヴィジョンズ(INNERVISIONS)」があります。
スティーヴィー・ワンダーは言わずと知れたアメリカの大御所ミュージシャン。
グラミー賞の受賞回数が最も多い男性ソロ・シンガーです。
彼はこれまで多数の名作アルバムを世界に発表していますが、「インナーヴィジョンズ」は1973年に発表された16枚目のオリジナル・アルバムです。
このアルバムでももちろん、グラミー賞最優秀アルバム部門・最優秀録音部門を受賞しています。
上品な大人になりたい
わたしがこの「インナーヴィジョンズ」に出会ったのは大学生の頃。
このアルバムが発表されてから20年以上が過ぎていました。
当時は普段着でギターをかき鳴らすオアシス(oasis)やブラー(Blur)などのUKロックが全盛期で、スティーヴィー・ワンダーなんてオジサンの聴く音楽だと思っていたんです。
そんなある日、新宿のタワーレコードでスーツをビシッと着こなした上品なオジサンが、あるCDを一生懸命に視聴していたんです。
そんなセンスあるオジサンが聴く音楽が気になって、彼が去ったあとに試聴したのがこの「インナーヴィジョンズ」でした。
聴いてみてビックリ!オジサーン、そりゃあんたスーツ上品に着こなしてるだけあるよ!って本当に心から思ったんですよね 笑
これまで夢中になって聴いていた少年のように無邪気にギターをかき鳴らす音楽と対比するような、深く練られた上質な音楽にカルチャーショックを受けたんです。
なんか自分がワンランク上がったような、そんな体験でした。
このアルバムには「ハイアー・グラウンド」、「汚れた街」等の名曲が収録されています。
わたしは「ゴールデン・レディ」というこのアルバムではあまりピックアップされない曲が好みで、今でも時折これを聴いて自己陶酔しています。
ハートウォーミングなピアノ、心穏やかなヴォーカルが今でも自分をワンランクアップさせた気分にさせるんです。
今思うと、あの「上品オジサン」と「インナーヴィジョンズ」を通して当時のわたしは大人への憧れを抱いたんでしょうね。
自分は今、そんな上品なオジサンになれているかなぁー。
自分の世界に浸れる音楽があると素敵な時間を過ごせそうですね。
そんな生活おすすめです!
ではでは、みなさんにとって素晴らしい一日になるようお祈りしてます!
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