こんにちは、らじおです。

 

最近ちょっと忙しくて、
自分の気持ちとか考えとか、どこかに置きっぱなしにしていた気がします。

そんなときに手に取ったのが、北山耕平さんの『自然のレッスン』(ちくま文庫)という本。

きっかけは、好きなバンド「サニーデイ・サービス」の曽我部恵一さんが
自身の著作の中でこの本について触れていたことでした。

音楽の延長線上で出会った一冊って、なんだかちょっと特別な感じがします。

 

読んでみると、不思議な文体で、
説明されているようで、されていないようで、
でもなぜかスッと入ってくる。

そんな独特な空気のある本でした。

 

その中の「こころのレッスン」という章で、
ひとつ、静かに刺さった言葉がありました。

 

「いかなるときでも、感情をコントロールしておくこと」

 

感情って、吐き出したほうがいいってよく聞くけど、
正直それがうまくできないタイプなんですよね。

無理に言葉にしようとすると、なんか違うし、
かといって、溜め込んでいるつもりもない。

ただ、うまく外に出せないだけ。

 

だからこの言葉を読んだとき、
「あ、別にそれでもいいのかもな」って、ちょっとだけ楽になりました。

 

コントロールっていうと、
押さえつけるとか、我慢するとか、
なんだかストイックなイメージがあったんですけど、

そうじゃなくて、
ただ自分の中にある感情をちゃんと見ておくこと。

暴れさせないし、無理に外にも出さない。
ただ「あるな」って気づいている感じ。

それだけで、少し落ち着くんですよね。

 

忙しいと、どうしても
やることとか役割ばかりが前に出てきて、
自分の内側は後回しになりがちです。

でも、ほんの少しでもいいから、
こうやって自分の感情に目を向ける時間があると、
それだけでだいぶ違う気がします。

 

うまく吐き出せなくてもいい。
ちゃんと感じていれば、それでいい。

 

そんなふうに思えた、ちょっとした読書の時間でした。

今日はそんな話でした。

ABOUT ME
らじお
40代半ば、一人娘の父です。 メンタル心理カウンセラー資格所持。 就職氷河期のあと、約10年ほど海外を放浪。 その頃から読み始めた自己啓発本は1000冊以上になりました。 二十数年続く自分探しの旅、今日ものんびり進行中です。