フライング・ロータスと“あの世観光ツアー”に行ってきた話
こんにちは、らじおです。
みなさん、死後の世界って考えたことあります?
私はあります。しかも、ちょっとだけ“体験”したことがあります。
※あくまで音楽で、です。ちゃんと生きてます。
きっかけは、フライング・ロータス(Flying Lotus)のアルバム
『ユー・アー・デッド!(YOU’RE DEAD!)』。
タイトルからして物騒なんですが、これがもう、脳みそに直接話しかけてくるタイプの音なんです。
フライング・ロータスはロサンゼルス出身の音楽プロデューサーで、あのジャズ界のレジェンド、ジョン・コルトレーンの血を引くという、とんでもないサラブレッド。
ジャンル?
そんなものは彼の前では、ただの通過点です。
ジャズ、ヒップホップ、エレクトロニカが、まるで信号無視の自転車みたいに縦横無尽に走り回ります。
そんな彼の音楽に、私はあるとき、うっかりハマりました。
当時の私はというと、過労でしっかり体を壊しておりまして、
「これはもう、ほぼログアウト寸前では…?」みたいな状態。
そんなタイミングで出会ったのが、この『YOU’RE DEAD!』。
まずジャケットが強烈で、
「あ、これはヤバいやつだ」と思いつつ、しっかり手に取ってしまうあたり、人間って不思議です。
で、聴いてみると。
……脳が、溶ける。
でもこれが、なぜか気持ちいい。
疲れていたせいか、「もういいや、溶けよう」と素直に受け入れてしまい、
数日間、この音の渦に身を委ねていました。
今思えば、あのとき私は、音楽の中でぐるぐると“あの世観光ツアー”をしていたのかもしれません。
そして数日後。
これがまた不思議なことに、少しずつ気持ちが前を向き始めたんです。
「あれ? なんか戻ってきた?」みたいな感覚。
気づけば、ちゃんと現実に復帰していて、
今ではそれなりに元気に、日々を過ごしています。
今でも部屋の片隅にそのアルバムが置いてあるんですが、
ふと目に入るたびに、
「おかえり」
と、どこからともなく言われている気がするんです。
いや、たぶん言ってないんですけどね。
でも、そう感じるくらい特別な一枚です。
ちょっと変わってるけど、
自分にとっては確実に人生のどこかを変えた“謎の存在”。
みなさんにもそんな特別な一枚はありますか?
もしあれば、こっそり教えてください。
それでは、今日もゆるっといい一日を。
音楽
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