こんにちは、らじおです。

 

今日は少しだけ、肩の力を抜いた話を。

といっても、テーマは「怒られた話」です。
軽くない。全然軽くない。

むしろ、しっかり怒られています。

学生時代、デパ地下のお茶屋さんでアルバイトをしていました。
あの、ちょっといい香りが漂ってる、上品な空間のやつです。

で、私はそこでレジを担当していたんですが──

ある日、やらかしました。

それはもう、気持ちいいくらいに。

数字を、思いっきり間違えたんです。

「え、そこ間違える?」っていうレベルで。
電卓もあるし、確認もできるのに、なぜか一直線にミスへ突っ込んでいきました。

結果、お客さんに間違った金額を請求。

当然、怒られます。

しっかりと。逃げ場のない距離感で。

そして、そのときに言われた一言がこちら。

「もっと勉強しろ」

……いや、刺さる刺さる。

その場では「すみません…」としか言えなかったんですが、
内心はちょっとだけ思ってました。

(今、ここで必要なのって“勉強”なのかな…?)

でも、そんなことを言える勇気はもちろんありません。
私はその日、「社会ってこういうパンチ飛んでくるんだな」と学びました。

そして同時に、ひとつの気づきが生まれます。

「あ、俺、レジ向いてないわ」

悟り、です。

早い段階で人生の分岐に立たされ、
私は静かに「レジのない未来」を選びました。

それからというもの、スーパーやコンビニでレジの人を見るたびに思うんです。

すごいな、と。

あの正確さ。
あのスピード。
あの、さりげなく差し込まれる「袋ご利用ですか?」の一言。

もはや職人芸です。

私にとってレジは、もはや“戦場”。
あの場所に立っている人たちは、全員プロフェッショナルです。

あの日、怒られたことは、正直ちょっとトラウマです。

でも、そのおかげで気づいたこともあります。

「できないことがある」って、
ちょっと恥ずかしいけど、ちゃんと面白い。

そして、誰かの“当たり前にできてること”って、
実はすごいことなんだな、ということ。

だから今日も、レジで会計をしながら、心の中でそっとつぶやいています。

(ありがとうございます…あなたは、すごいです)

たぶん相手には伝わってないけど、
こちらはわりと本気です。

そんなわけで今日は、
「レジに立てなかった男が、レジの人を尊敬している話」でした。

ABOUT ME
らじお
40代半ば、一人娘の父です。 メンタル心理カウンセラー資格所持。 就職氷河期のあと、約10年ほど海外を放浪。 その頃から読み始めた自己啓発本は1000冊以上になりました。 二十数年続く自分探しの旅、今日ものんびり進行中です。