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happy money
コロナ禍になって以来、株価と睨めっこする日が多くなっていましたが、先日ふと「自分にとってお金ってなんだ?」って思ったんです。
お金を運用して増やすことにばかりに熱心になって、なぜお金を増やしたいのか、どのくらい増やしたいのか、本当にそんなに必要なのか、、、などなど、様々な疑問が浮かんできたんです。
これは一度お金との関係を見直さなければと思い、近所の本屋さんに向かいました。
そこでわたしを待っていてくれたのは、本田健さん著作の「一瞬で人生を変えるお金の秘密 happy money(フォレスト出版)」という本でした。
自分とお金の関係をそのルーツから考えさせられる、とても読み応えのある本です。
本田健さんは「ユダヤ人大富豪の教え」を代表作とし、お金と幸せをテーマに数多くの本を執筆されているミリオンセラー作家。
この「happy money」は本田さんが海外で出版するために初めて英語で書いた本を、国内用にご自身で翻訳したという面白い形で出版されたものです。
お金のEQ
本田さんは以前から一貫して健全な「お金のEQ」を身につけることが大事だと主張されています。
「お金のEQ」とはお金に対する感情面においての知性のこと。
お金には強いエネルギーがあり、人はお金に対する感情に振り回されます。
いくらお金を稼ぐ、増やす、管理するといった知識があり大金持ちになったとしても、お金のEQが低ければ幸福感は得られないということです。
わたしはこの本を読んで、あたらめて自分がお金に対して抱いている感情を見つめなおしてみました。
小さいながらも会社を経営している両親のもとに生まれたわたしは、幼少時代から比較的裕福な生活ができており、お金に対して不安やマイナスの感情は持っていなかったように思います。
しかし、バブルがはじけた時期に一気に会社の経営が傾き、家庭内に不穏な空気が立ち込めていたのを目の当たりにし、自分で会社を経営してお金を稼ぐのは、リスクがとても高いことなんだなと考えるようになりました。
両親に憧れ会社経営がしたいと思ってもこの時のことが壁となって一歩を踏み出せず、勇気のない奴だなって自分を卑下する時期もありました。
しかし現在は毎月給料を頂いている身分ではありますが、会社や社会に自分が貢献した分の給料を受け取り感謝できていますし、その一部を寄付したり、友人へのプレゼント費用にしたり、小さいながらも自分から幸せなお金の流れをつくっていけていると満足しています。
お金といい関係を結び、自ら「happy money」の流れをつくりだすこと、これがわたしなりのお金EQの高め方と解釈しました。
ここ数ヶ月に関しては、お金を貯めること、増やすことに腐心して「happy money」の流れを止めてしまっていたかもしれないなあと反省しているところです。。
世界中の人々がそれぞれ「happy money」の流れをつくりだせたら思いやりのある素晴らしい世界になりそうですね。
そんな世界が近い将来やってくるのを楽しみにしている今日この頃です。
ではでは、今日もみなさんにとって素晴らしい日になるようお祈りしてます!