誰も見ていないのに、ちょっとだけカッコつけてしまう日のこと
こんにちは、らじおです。
今日は、どうでもいい話をします。
でもたぶん、わりと多くの人が
こっそりやってるやつです。
最近ふと思ったんですけど、
自分、けっこう“ひとり映画”やってるなって。
観客はいません。
でも主演は、なぜか常に本気です。
たとえば、コンビニ。
入った瞬間、ちょっとだけ姿勢がよくなって、
「ふらっと寄りましたけど?」みたいな顔をします。
いや、普通に目的あって来てます。
買うものもだいたい決まってるのに、
一応ちょっと悩むフリをしてみたり。
レジではスマホを取り出して、
「慣れてますよ」みたいな顔でかざすんですけど、
たまに一発で反応しないと、
一気に現実に引き戻されます。
さっきまでの余裕、全消しです。
そして、今日いちばん言いたいのはここからです。
イヤホン。
あれをつけた瞬間、
急に世界との距離感が変わりませんか。
ただ歩いてるだけなのに、
なんとなく意味が生まれるというか。
イントロが流れた瞬間、
「ここから物語始まります」みたいな空気になる。
歩くスピードも、なぜか曲に合わせがちです。
ちょっとテンポ速い曲だと、
やたらキビキビ歩いてる人になりますし、
バラードだと、
少し遠くを見ながら歩く人になります。
誰も見てないのに。
完全に、自分の中でMVが再生されてます。
で、そのまま横断歩道に入ると完成です。
白線の上を歩きながら、
ほんの少しだけ歩き方がキマる。
背筋が少し伸びて、
歩幅も気持ちだけ広くなる。
ついさっきまで、
スマホ決済で一瞬あたふたしてた人とは思えないくらい、
ちゃんとしてる人になります。
いや、さっきまでちょっと焦ってたよね。
でも、あれ不思議ですよね。
誰に見せているわけでもないのに、
ちょっとだけカッコつけるあの感じ。
たぶんあれ、
自分に見せてるんだと思います。
「ちゃんとやれてるよ」っていう、
ささやかな演出。
だから、まあ。
今日もどこかで、
ひとり映画、上映中です。
観客ゼロ。
でも主演は、わりと全力。
ときどきNGも出しますけどね。
でも、そのくらいがちょうどいい。
少しカッコつけて、
少し失敗して、
またちょっと整えて。
そういう小さな繰り返しがあるから、
たぶん、毎日はちゃんと面白い。
だから人生は、楽しいんだと思います。
生き方
生き方
生き方
生き方
生き方
生き方
